超短編小説・となりの異空間など
ハーフ点・冬の西陽(2話)ーーー海の匂い 五感を冷たく冷たく包み込んだまま凍り付きそうな朝がきた。 時間も凍っているのか、と確かめたくなるような空気。 佳(ケイ)はジッと壁に身を寄せながら耳を澄ませた。 陽が昇る向こうから押し寄せるシグナルを…
ハーフ点・冬の西陽(1話) 物語ーーー 美しい大きな触角だという事に気が付いた。 僕がとまっている壁に自分の影が見えた時。 あ、スゴイ、何んと立派なアンテナだ! もうすぐ陽が落ちる 冬の西陽が眩しすぎて痛い。 大きな柔らかい触角がキラキラ震える。…
以前gooblogにアップした短編小説「ハーフ点」の続編を楽しもうと思うのですが、 はじめに、もうすぐ消えてしまうハーフ点最終話の部分を少し略しながら載せましたーーー さっきまでスローモーションのように遠かった老人の姿がすぐ目の前にあった。 「こん…
自転車こぎ頑張りすぎて、 おしりが痛いよ痛いよ! ☆ ☆ ☆ がんばるぞ、、、 毎日20分の自転車こぎ。 有言実行の四字熟語が大好きなおいら君。 そして、、、 毎日頑張りすぎたおいら君のお尻の皮がむけちゃった!(^^)! リハビリなんだからやりすぎはよくない…
六線譜の輝き (六線譜のシンフォニー)第四楽章(完) 秋の六線譜・金色に輝くシンフォニー ーーー目を閉じて自然が生み出す音色を全身で感じながら猫はバイオリンを弾き始めたーーー やがて季節は秋、 傾き始めた秋の陽が金色の六線譜を眩しく照らしている…
六線譜の輝き(六線譜のシンフォニー)第三楽章 玩具のバイオリン ーーー耳をすませば、ジョロウグモの六線譜を揺らす風たちの歌声が聴こえて、 木漏れ陽に揺れる光の輝きが終わりのない心地よい編曲へといざなうーーー 遠くからチョビ~ッと呼ばれて、我に…
六線譜の輝き2 (六線譜のシンフォニー)第二楽章 真夏、8月の朝8時、 庭の樹々の梢に寄り道をしながら差し込んだ朝の光が六線譜を揺らし、 虹色のきらめきが弾けながら広がっていく。 そして、 瞳を輝かせる猫は、 眩しい陽の微かな振動が奏でる六線譜の…
六線譜の輝き(六線譜のシンフォニー) 第一楽章 六線譜を見上げる猫 画像はイラストと写真で使っています ーーー 猫は六線譜が輝く一瞬を待っている。 朝の光が届き、 白い六線譜の糸が輝き始める時を待ってじっと見上げる。 庭の一角の樹々の間にいつの間…
ーーー綾子はタイトルのない白い本を持ってくるのを忘れた事に気が付いた。 でも、今その本がいる? タイトルが無い変な本なんか今どうでもいいような気がするけど、 でも気になる気になる! あ、イヤイヤ、タイトルが無い変な本だからこそ何だかわからない…
夜、時々雨の音を気にしながら綾子とチョビは何となくテレビを見ていた。 画面の中で大騒ぎしている若者たちがいる。 テレビの画面からはみ出しながら若者たちが手を差し伸べる 綾子ちゃん、皆で行こうって言ってるよ、 一緒に行ってみようよ。 綾子を見つめ…
綾子ちゃん、あした月曜日だよ、お弁当どうするの? あ~、そうだった、お母さん明日まで帰ってこないんだつた、、、 娘の学校があるっていうのにのんきな母親だよね。 雨も止みそうにもないし、、、あ~、明日も土砂降りかな。 チョビ、あんたの猫パワーで…
急にザーザーと音を立て始めた雨はもう十日以上降り続いている。 雨の日ならではの計画を立てるのも、 たまには雨をたたえてみるのもだんだん面倒になってきた。 雨の音につられて綾子が窓の方に目をやると カーテンの下からチョビのしっぽが見える。 猫も雨…
初めての何をアップするかな、、、小さなかわいい花を♪ ここは物語を綴る超短編小説♪の部屋です。どうぞよろしくお願いします(^^♪ ショートショート 小さな物語 空想 ミラクル となりの異空間・・・ ふと思いついた超短編小説♪ 楽しい異空間を探して♪ 視線の…